SDGs(エズ・ディー・ジーズ)とは?
SDGsは「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals」の略で、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて
記載された、2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための
17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない
(leave no one behind)ことを誓っています。
- 持続可能な開発とは?
「持続可能な開発」とは、将来の世代のための環境や資源を壊さずに、
今の生活をよりよい状態にすることです。
この「開発」という言葉から工事や発明をイメージしがちですが、
ここでの開発とは社会の発展の仕方やあり方に関する内容が含まれており、
将来の世代ために環境を壊さずに資源を使い切らずに、
今の生活をよりよい状態にすることが目的です。
- クイックソリューションズが考えるSDGs(持続可能な開発目標)とは?
企業活動では、紙の帳簿や手紙、FAX、本などたくさんの紙資源を利用しています。
紙は間伐材や再生紙などの資源からも作ることは可能ですが、
コストや品質(色が白い方が良いなど)を重視するとやはりバージンパルプ、つまり森林の木を
紙資源に変える利用が大半です。木を切ると森は無くなり森に棲む生物や動物の住処が減り、
二酸化炭素を酸素に変える働きも減ります。
かといって森の木をまったく切らないと今度は木々が重なり合い陽が届かないため、
うまく育たなくなることもあるようです。
なので、単純に木を使わない生活をするのではなく、
無駄な利用はやめて有効活用することが大事です。
たとえば、当社が提供するソリューションを活用することで、従来の紙で行われてきた
伝票、帳簿、FAXなどを電子化することで紙資源を節約することが可能です。
そして紙を節約することで廃棄される紙やファイルなどの廃棄物も削減することが可能です。
ただ、電子化すると今度はパソコンや電力の使用など別の資源を使うことにもなります。
そこで当社ではクラウドサービスの活用や、低消費電力で稼働するIoTデバイス、
環境負荷の少ない材質、リサイクルしやすい設計のデバイスを優先的に利用することで、
資源を有効に活用しながらも、IT化による業務の効率化とコスト削減、業務品質の向上など
企業活動としてのメリットを多数打ち出すことが可能であり、
これが持続可能な開発であると考えております。
従来のエコは我慢するエコがメインでした。
ただ、我慢はなかなか持続せず、我慢によって別のデメリットも多数生まれることが
多かったのが事実です。
そこで、このSDGsの考え方では、我慢や必要以上の投資でアピールするのではなく、
持続させることが大事なポイントです。
持続させるために、何かを単純に使わないだけとかではなく、使わないかわりの方法を考え、
その方法で利益も生み出す必要があります。
当社は1営利企業であり企業活動以外に収益を生む物を持っておりません。
したがって、エコのために身銭を切りすぎると、企業として破綻します。
破綻するとせっかくの活動も出来なくなってしまうのでバランスを見て、
なるべく環境にやさしいもの、雇用を生み出せるもの、成長できるもの、
持続できるもの、社会に貢献できることを選択していくことが当社の考えるSDGsです。
持続可能な調達方針
当社は、人権・労働問題や環境問題等、事業が持続可能な開発に与えるリスクを認識し、持続可能な資材・商材の調達に取り組みます。そのために以下の目標・ルールを定めております。
・児童労働により生産された製品は調達致しません。
・環境汚染物質(鉛やPCB、アスベスト、水銀等)を含む機器は他に代替が無い場合以外は調達致しません。
・自社にて調達する紙製品は再生原料を使用、配合するものか、間伐材等で製造された製品の使用を90%以上とします。
・分解リサイクルが容易な製品を積極的に導入し、廃棄時は可能な限り再資源化に取り組みます。
・提案する機器は汎用品を活用することで低コストで長期間リプレイスすることなく運用できる設計を目指します。
・過剰な包装、梱包は行わず鉄道輸送、海運など環境に配慮した輸送方法も積極的に活用致します。
- お客様へのお願い
これらの活動に伴い、当社からお届けする資材や商品の梱包は簡易包装であり、内容物の保護や安全性に問題がない場合は再利用段ボール等で梱包した状態でお届けする場合もございますのでご理解の程よろしくお願い致します。